カードローンとキャッシング違い
「カードローン」と「キャッシング」の違いについて詳しく知っている人は結構少ないのが現状です。この2つはまったく同じものだと思っている人が多くなってきています。
初めて金融機関からお金を借りようとしている人はこの2つの違いについて知っておかなければなりません。
カードローンとキャッシングはお金を借りるという点では共通点がありますが、まったく違うものとなっています。
では、どのような点が違うのか詳しくみていきましょう。
●支払い方法の違い
カードローンとキャッシングの大きな違いを挙げるならば「支払い方法」となります。
お金を借りることは必ず毎月支払っていかなければなりません。カードローンもキャッシングもカードを使い、ATMでお金を借りることができるのは同じです。
しかし、カードローンは基本的に“リボルビング支払い”、キャッシングは“翌月一括払い”と設定されています。
リボルビング支払いというのは、毎月支払い額が設定されており、支払っていく方法となっています。キャッシングの支払い方法である“翌月一括払い”はその名のとおり、翌月に借りたお金を一括で支払う方法です。
このように、支払い方法が違うということを知っておいてください。
●借入額の違い
返済方法が違うということは、借入額にも違いが出てきます。
翌月一括払いになっているキャッシングは翌月にあなたが一括で返済できるほどの金額で借入れをしなければなりません。逆に、カードローンは毎月一定の金額を支払っていくことになるので毎月必ず返済できる金額をチェックしておく必要があります。
よって、キャッシングは小口融資、カードローンは大口融資が適していることになるので要注意です。