余分に返済してしまったお金
よく、税理士事務所や法律事務所のCMで「過払い金がありませんか」のような文句を聞きます。
過払い金請求が流行っているようですが、「過払い金」とはいったい何なのか、詳しく知らない人も多いものです。
そこで、過払い金について調べてみました。気になっている人はぜひチェックしてみてください。
●余分に返済してしまったお金
過払い金は余分に返済してしまったお金のことです。
本当は借りたお金と金利の分をすべて返済し終わっているのに余計に返済した分や高金利で払いすぎてしまった分は取り戻すことができます。
余分に支払ってしまったお金、過払い金は人によって金額はさまざまです。
数十万円返ってくる人もいれば、なんと100万円以上も返ってくるケースもあり、自分でどのくらい過払いをしているのか調べることが大切です。
過払い金請求をするためには必要な書類を準備しなければなりません。
まず、利用していた金融機関から取引履歴を取り寄せます。業者に問い合わせると必ず履歴が記載されている書類を送ってくれます。
そして、その取引履歴から過払い金がどのくらいになっているのか計算をすることになります。結構、この計算が面倒だと思う人も多く、専門的な知識をもっている税理士や法律事務所に依頼する人が多いです。
しかし、事務所に依頼する場合は手数料がかかってしまうので必ず見積もりを出してもらってください。
●最後の利用から10年以内がカギ
過払い金請求ができる期間は限られているので要注意です。
最後の取り引きから10年以内でなければ過払い金を金融機関に請求することはできません。
できるだけ早めに過払い金がないかどうか確認し、請求することをオススメします。